成長の兆し！ 好きな水面で攻めまくる

約6割増しの成長を遂げている。来田衣織は2021年前期適用勝率（審査期間2020年5月～10月）は4.02。2020年後期適用勝率2.57と比べて大幅に上昇した。
その要因は2つ。まず魚谷智之に師事してボートの乗り方、プロペラ調整などレーサーとしての基礎を学んだ。師匠とレーススタイルに違いはあるものの、走りはとにかく積極的。「握るのが好き」と攻めの姿勢を貫く。そして昨年から滋賀支部の丸野一樹が近年取り入れている「感覚統合トレーニング」を始め、体幹強化や体の使い方を学んだ。この効果がてきめん。流れていたターンが流れずに、舟も返るようになり、成績がアップしてきた。
からつはデビューから3節走り、最高成績は2着。それでも「広い水面が好きです。地元の尼崎と、からつ」。好印象の水面で、近況の成長度をアピールしたい。