初A1級も視野! 鬼門の津で奮起期す
2024年後期適用勝率の審査期間は、残り1カ月余り。関野は初のA1級昇格が視野に入ってきた。現時点の勝率は6.64。想定ボーダーを、ぎりぎりではない数値で上回る。
昨年、「本当にエンジンの引きがいいんです」と好調要因を笑って語った。確かにエンジン抽選は大事だが、それを結果につなげられるかはレーサー次第。まくりの威力、精度は着実に上がってきた。昨年11月、12月、今年1月に優出を重ねた。3月芦屋は優出こそ逃したが、男女混合シリーズで準優1号艇を奪った活躍は地力アップがあってこそ。「勝てるまくり差しができないので、それが課題です」。スキルアップへ余念がない。
津は産休前の20年9月以来、実に3年6カ月。さらに2度のフライングなど苦い思い出もある。だからこそ、今回は踏ん張りどころ。津をしのぎ、4月のスパートにつなげる。(データは3月16日時点)