ヴィーナスシリーズ第19戦

2024.02.08
〜02.13

レース回顧

窮地を乗り越えた宇野弥生が強烈まくりV

大逆襲Vを成し遂げた。初日減点から優出までこぎ着けた宇野弥生が、3コースから力強いツケマイを決め、昨年2月のびわこヴィーナスシリーズ戦以来、通算20回目の優勝を飾った。
最終日は晴れ。緩い横風が吹く程度で、優勝戦が行われた。進入は枠なりの3対3。6人全員が、ほぼそろったスタートの中、待望の初優勝を狙う①西村がトップタイのコンマ09を踏み込んだ。しかし、③宇野が迷わずに攻めの一手を打ち、これが見事にはまった。まくり差した⑤米丸が2着。差した②池田が3着に粘り込んだ。
まさにミラクルだった。宇野は初日の不良航法で10点減点。いきなり窮地に立たされたが、その後に流れを立て直した。4日目12Rで1着を奪い、地元勢の途中帰郷や減点なども重なり、準優を18番目で滑り込んだ。準優12Rは6号艇から逆転勝利を挙げ、勝運をたぐり寄せた。レーサーを志すきっかけになった戸田水面では、デビュー初優勝以来、2度目の優勝になった。なお、次走は2月20日からのG2レディースオールスター（びわこ）に出場する予定。