ヴィーナスシリーズ第1戦

2024.04.13
〜04.18

レース回顧

まくり強烈！　藤原菜希が1年5カ月ぶりV

力強く攻め切った。藤原菜希が2コースから果敢にまくり、22年11月の三国ヴィーナスシリーズ戦以来、通算7回目の優勝を飾った。福岡は初優出、初優勝になった。
最終日は晴れ。横風3メートルで優勝戦が行われた。スタート展示同様、③中川がダッシュに引っ張り、枠なりの2対4に並んだ。スタートは全員がコンマ10台の中、②藤原、③中川がコンマ11のトップタイミング。スタート後に伸びた②藤原が強気に攻め込んだ。①渡邉は抵抗できず…。③中川、④平山が差し浮上も、②藤原が先頭へ抜け出した。1周2Mをしのいだ④平山が2着、道中追い上げた⑥米丸が3着に入った。
ラストも一筋縄にいかない結末が待っていた。準優12Rで西橋奈未、小芦るり華が非常識のフライング。この両者に、予選トップの平山智加はまくられ、中川りなの差しを許した。準優11R勝者の渡邉に勝運は渡ったかに見えたが、藤原のスタート、迷いなき決断が上回った。なお、藤原の女子賞金ランクは9位へ浮上。次走は4月25日からのからつオールレディース戦に出場する予定。