近況苦境も、地元で走る活力を高める
高田が地元で新たな英気を養う。近況は2期続けて期別2本のフライングを切り、昨年の夏以降は高い事故点を抱えるレースが続いた。おのずと出走数は激減。勝率も6点台を下回り、この7月から3年ぶりにA2級へ降級した。

ただし、苦境でも、めげずに、笑みを失わないのが高田の良さ。前期、前々期のように、スタートで無理ができない状況でも、伸びる最善策を練り、できる限り攻め、まくる姿勢を貫く、そうしたメンタルを併せ持つ。結果だけじゃない、この気概こそ、ファンをひきつける要因といえる。

前期分のフライング罰則95日の影響で、今期は7月三国戦が走り初め。今回の津は休み明け2節目になる。レース勘、調整などに課題は残るが、地元ならば、その不安は多少和らぐはず。何よりも地元ファンの声援を活力に、復調への歩みを進める。（データは7月17日時点）