ヴィーナスシリーズ第15戦

2024.10.20
〜10.25

レース回顧

気迫のイン速攻！勝浦真帆が待望の初優勝

気迫で勝利をつかみ取った。勝浦真帆が際どいトップスタートから深インを克服。優出10度目にして、うれしいデビュー初優勝を飾った。
最終日はくもり。無風の中、優勝戦が行われた。展示から⑥中谷が前付けに動き、2コースを奪取。本番も①⑥②・③④⑤の3対3に並んだ。内側2艇の起こしは深くなったが、①勝浦は際どいコンマ01までスタートを突っ込んだ。1Mのターン入り口はやや膨れたものの、出口で舟が返り、その後の加速で後続を引き離した。差した⑥中谷と③倉持、道中浮上の②宇野で次位を争い、パワーに勝る③倉持が2周1Mでさばき、2着に入った。
予選は渡邉優美、勝浦真帆、日高逸子の順で通過。渡邉は今期F2の重荷がありながら徐々に流れに乗った。それでも準優11Rで3着に敗れて優出を逃し、準優10R勝者の勝浦に、自身初の優勝戦1号艇が巡ってきた。ファイナルは進入から試練が待っていたが、臆せず、堂々と勝機をつかんだ。今年の女子賞金は37位へ浮上。なお、次走は11月1日からの三国オールレディース戦に出場する予定。