湯川浩司が雪辱のイン逃げV!これが"快速王子"の底力だ。湯川浩司がG1若松周年を制した。予選を2・1・2・2・1・2着でトップ通過した湯川は、準優をイン逃げで決めて優勝戦ポールポジションを獲得。4月のG1大村ダイヤモンドカップでは優勝戦1号艇で痛恨のフライングを喫したが、ここではその悪夢を振り払ってインから逃げ切り成功。昨年10月のびわこ周年以来となる記念制覇で、G1通算11回目の優勝を果たした。湯川はこれで賞金ランキング9位まで上昇。このあと30日間のF休みと6カ月間のG1・G2出場停止を控えている厳しい状況だが、4年ぶり5回目のグランプリ出場へ望みがつながっている。