ヴィーナスシリーズ第1戦

2023.04.08
〜04.13

レース回顧

西橋奈未が今年2度目V！　賞金4位へ浮上

俊敏に抜け出した。1号艇の西橋奈未が、インから軽快に逃げ、2月のからつヴィーナスシリーズ戦に次ぐ、今年2回目、通算4回目の優勝を飾った。
進入は枠なりの3対3。ダッシュ勢のスタートがやや優勢だったが、スロー勢もコンマ14、15を踏み込んだ。1Mまでに伸び返した①西橋が、的確にミスなく回って独走した。差した④竹井が、2Mで⑥渡邉を回して差し、２着を確保。⑥渡邉が⑤魚谷らを退け、3着に入った。
竹井奈美が予選をトップ通過したものの、準優12Rで2着に敗れた。同2位で準優11Rを逃げた西橋に絶好の優勝戦1号艇が渡った。西橋は抜群のターン力を発揮し、2日目12Rからピン（1着）ラッシュ。準優の流れも味方に、勝運を引き寄せた。惜しくも優勝には届かなかったが、実戦復帰間もない竹井、小野も快走。魚谷らを含めたママさんレーサーの活躍が目立つ、女子レースの意義、奥深さを感じさせるシリーズになった。なお、西橋の女子賞金は4位へ浮上。次走は4月24日からの大村ミッドナイトに出場する予定。