オールレディース

2023.09.18
〜09.23

レース回顧

差した平山智加がV！ 女子賞金6位へ浮上

展開を冷静に見極めた。平山智加が3コースから鋭い差しを届かせ、5月の丸亀戦以来、今年2回目、通算38回目の優勝を飾った。宮島は3回目の優勝になった。
最終日はホーム追い風がやや強め。優勝戦は4メートルで行われた。①渡邉、④松尾の2人が0台、③平山もコンマ10を踏み込んだ。隊形は①渡邉になったが、地元の②海野がイチかバチかのツケマイを敢行。わずかにひき波に入った①渡邉のターンが流れ、冷静に、鋭角に差した③平山が①渡邉をとらえ、1周2Mの差し返しも封じた。①渡邉は猛追及ばずに2着。③松尾が3着に入った。
海野が3日目まで無傷の5連勝。しかし、4日目に渡邉が逆転で予選トップの座を奪った。そのまま、渡邉優勢のムードになったが、最後は地元海野の意地、平山の判断力が光った。中盤戦以降、流れに変化のあったシリーズにもなった。渡邉は優勝こそ逃したが、道中で平山を猛追したターン力は目を引いた。
なお、平山は今年の女子賞金ランクで6位へ浮上。次走は9月28日からの桐生男女混合シリーズに出場する予定。