オールレディース

2023.11.30
〜12.05

レース回顧

イン快勝！　地元の細川裕子が待望の常滑V

堂々と押し切った。1号艇の細川裕子が、インから一気に逃げ、22年7月の大村ヴィーナスシリーズ戦以来、通算13回目の優勝を飾った。常滑は優出12回目で、待望の初優勝となった。
優勝戦は緩いホーム追い風で行われた。④前田がコンマ12のトップスタートを決めたものの、スロー勢がきっちりと伸び返した。③海野が先攻めに出たが、ターンで流れた②竹井と舟が合わさり、その隙に①細川が独走した。差した④前田がいったん2番手につけたが、②竹井が道中も強気に握って2着へ浮上。3着は④前田が入った。
細川は序盤から堅実に着をまとめた。清水愛海の猛追はあったが、予選トップ通過を守った。細川は準優12Rを丁寧に逃げ、優勝戦も危なげなく立ち回り、待望の常滑優勝へつなげた。今年QC出場は逃したものの、地元で意地は見せた。予選2位の清水は、準優11R（2着）の不良航法で賞典除外になったが、予選で随所にターンセンスを見せた。なお、細川の次走は12月13日からの平和島男女混合シリーズに出走予定。