オールレディース

2023.06.29
〜07.04

レース回顧

波乱決着！　淺田千亜希が大外まくり差しV

大胆かつ冷静に大技を成功させた。淺田千亜希が6コースからまくり差しを届かせ、21年2月の鳴門ヴィーナスシリーズ戦以来、約2年5カ月ぶり、通算41回目の優勝を飾った。
最終日は向かい風がやや強めに吹き、優勝戦は4メートルで行われた。スタート展示同様、③永井がカドに引っ張り、枠なりの2対4で並んだ。ダッシュ勢が鋭いスタートを踏み込み、⑥淺田はコンマ01まで突っ込んだ。同08の③永井が先まくりを打ち、ダッシュの乗っていた⑥淺田が的確なまくり差しを入れ、バックで③永井をとらえた。⑥淺田が2Mを先に回り、③永井の差し返しを封じた。インで残した①浜田が3着に入ったものの、3連単は11万円台の高配当になった。
予選は細川裕子、長嶋万記、浜田の順で通過。しかし、長嶋が準優11R2着、細川が12R3着に敗れ、浜田に優勝戦1号艇が回ってきた。流れは浜田に分があったが、風の影響や、ダッシュ勢の大胆策にのみ込まれた。淺田はここ一番の勝負勘がさえた。なお、淺田の次走は未定。