レース回顧
読みが光った! 松尾夏海が大外まくり差しV
策がズバリとはまった。6コースを選択した松尾夏海が、狙い澄ましたまくり差しを決め、21年12月の福岡クイーンズクライマックスシリーズ戦以来、通算2回目の優勝を飾った。
優勝戦は、⑥土屋が5日目同様、チルト3度の伸び勝負に出た。しかし、展示から⑤松尾が大外を選択。本番も外コースが入れ替わる並びになった。スタートは内枠両者が届かず、ダッシュが鋭く踏み込んだ。⑥土屋が④大瀧を振り切りながら攻めたが、①細川が抵抗。絶好の差し場を⑤松尾が的確にとらえて抜け出した。こらえながらさばいた④大瀧が2着。差し粘った③中谷が3着に入った。
予選は細川、谷川、中谷が上位通過。この3人が準優も逃げ、優勝戦の内枠を固めた。しかし、土屋南がチルトをMAXに上げ、松尾はあえてマーク策に打って出た。この読み、勝負勘が見事に的中。自ら0台トップスタートを張り込んだ度胸も勝因につながった。100位以下だった女子賞金ランクも、83位まで押し上げた。なお、次走は8月1日からの津のプレミアムG1レディースチャンピオンに出場する予定。
7/28 優勝戦結果
天候 | 波高 | 風向 | 風速 | 決まり手 |
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晴 | 2cm | 南東 | 3m | まくり差し |
着 | 枠番 | 登番 | 選手名 | 進入 | ST | タイム |
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1 | 5 | 4642 | 松尾 夏海 | 6 | .05 | 1'49"6 |
2 | 4 | 3999 | 大瀧 明日香 | 4 | .11 | 1'52"2 |
3 | 3 | 3845 | 中谷 朋子 | 3 | .15 | 1'53"6 |
4 | 1 | 4123 | 細川 裕子 | 1 | .22 | 1'54"2 |
5 | 2 | 3302 | 谷川 里江 | 2 | .22 | |
6 | 6 | 4964 | 土屋 南 | 5 | .06 | |
払い戻し
| 5-4 | 7,080円 |
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| 5-4-3 | 42,530円 |
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| 4=5 | 3,230円 |
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| 3=4=5 | 4,410円 |
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