ヴィーナスシリーズ第10戦

2023.08.29
〜09.03

レース回顧

イン快勝！　渡邉優美が今年2回目優勝

進入に動じずに完勝した。1号艇の渡邉優美がイン速攻を決めて1月福岡戦以来、今年2回目、通算13回目の優勝を飾った。浜名湖は初優勝となった。
優勝戦はホーム向かい風3メートルで行われた。展示から進入が大きく変わり、①③⑤・②④⑥の3対3。本番もチルトを0・5度に上げた④大山はピット離れが劣勢。②中村は立ち遅れた後に回り込み、①③②・⑤⑥④で並んだ。不安定な進入をよそに、①渡邉はコンマ08のトップスタート。やや中へこみ展開になったが、②中村の攻めを封じつつ、インから力強く抜け出した。スタート劣勢だった②平川は、巧みに差して2着。最内を差した④大山が、⑥長嶋の猛追をしのいで3着に粘った。
渡邉は初日にコンマ01、同00のタッチスタートからイン逃げを連発。その後も抜群の安定感を保って予選をトップ通過した。準優は10R、11Rと1号艇が2着に連敗する中、渡邉だけが圧勝。優勝戦まで集中力を研ぎ澄まし、10月のSG蒲郡ダービーの繰り上がり出場が決まったモチベーションを結果につなげた。なお、次走は9月5日からの多摩川オールレディース戦に出場する予定。