近況勝率7点台!　待望の復帰後Vも視野

約9カ月間で出場権を獲得した。今年3月に産休復帰した竹井が、ブランクを感じさせずに、全体選出36位（QC12人含む）でシリーズ出場に届かせた。この間、フライング休みもありながら12月の常滑オールレディース戦を含めて8回もの優出を重ねた。
来年1月からはA2級に復帰。出走数がA1級基準の90走に満たなかったものの、勝率は7.07をマークした。持ち前の攻撃力に加え、どのコースでも連に絡める自在性も戻ってきた。16年、18年にクイーンズクライマックス出場経験のある底力を随所に発揮している。
多摩川は21年7月以来にはなるが、今年はどのレース場を走っても久々。多摩川は20年5月のヴィーナスシリーズ戦で優勝した実績があり、マイナス要素にはならない。来年QC復帰を狙う実力者がシリーズの優勝争いを盛り上げる。