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近畿地区選手権
2025.02.02
〜02.08

近畿4760 山崎郡
山崎郡が地区選連覇をめざす!
昨年の近畿地区選は尼崎で行われ、山崎郡が優勝。2連対率4位の好モーターを引き当て、初日後半から5コースまくり差し、2コースまくり、1コース逃げ、4コースまくりで4連勝を飾るなど大暴れ。予選を3・1・1・1・1・2・3着でトップ通過し、準優・優勝戦は1コースから逃げ切って頂点に立った。13年5月のデビューから約10年9カ月、34歳で手にした記念初タイトルだった。

今年は前回覇者として三国に乗り込む。これまで近畿地区選で連覇を達成したのは72~73年の脇辰雄、08~09年の吉川元浩のわずか2人だけ。山崎が史上3人目の偉業に挑む。
進入コース別成績
進入コース進入率出走回数平均ST1着率2着率3着率
121.6%610.1270.4%14.7%9.8%
216.3%460.1321.7%34.7%17.3%
315.2%430.1316.2%37.2%25.5%
418.0%510.1223.5%25.4%19.6%
516.6%470.1210.6%21.2%27.6%
612.0%340.135.8%5.8%17.6%
近畿3388 今垣光太郎
今垣光太郎が4回目の頂点へ!
今垣光太郎は前々期にF2が響いてA2級に降格。しかし前期は勝率7.20をマークし、力強くA1級に復帰した。今期に入ると勢いはさらに加速。12月の平和島戦と1月の三国正月レースで優勝するなど6節走って4優出2V(1月22日時点)をマークしている。今期勝率8.09は全選手中8位の好成績で、近畿地区勢ではトップの数字だ。

地区選は通算11優出3Vの実績。97年の三国大会、01年の三国大会、17年の三国大会と、3回いずれも地元三国で優勝してきた。今年の近畿地区選は三国開催となるだけに、8年ぶりの近畿チャンプ奪還へ期待は高まるばかりだ。
進入コース別成績
進入コース進入率出走回数平均ST1着率2着率3着率
122.5%430.1681.4%11.6%4.6%
212.5%240.2016.6%29.1%16.6%
318.8%360.1841.6%25.0%2.7%
419.9%380.1523.6%26.3%21.0%
519.3%370.1718.9%18.9%16.2%
66.8%130.220.0%7.6%30.7%
近畿4262 馬場貴也
2年ぶりの奪還を狙う馬場貴也!
三国での地区選開催は4年ぶり。前回の21年大会で優勝したのは馬場貴也だ。予選を2・1・4・1・1・2着でトップ通過し、準優・優勝戦は1コースから逃げ切って快勝。自身初の近畿チャンプに輝いた。滋賀支部勢の近畿地区選優勝は03年の守田俊介以来で実に18年ぶりだった。

馬場は23年の住之江大会でも優勝。近畿地区選は最近4大会で馬場が2回優勝していることになる。今年も近畿のエース格が底力を見せるのか注目だ。1月の下関周年で優出2着に入るなど近況リズムは上々。三国も通算14優出4Vと相性良好なだけにV争いを引っ張る可能性大だろう。
進入コース別成績
進入コース進入率出走回数平均ST1着率2着率3着率
121.8%620.1185.4%4.8%1.6%
215.4%440.1220.4%29.5%20.4%
317.9%510.1221.5%21.5%25.4%
416.9%470.1414.8%19.1%23.4%
513.3%380.1310.5%15.7%26.3%
614.4%410.142.4%12.2%26.8%
近畿4502 遠藤エミ
遠藤エミが地区選初優出へ!
近畿地区選には女子レーサーから4人が参戦する。鎌倉涼、遠藤エミ、関野文、西橋奈未だ。約1年半ぶりのG1出場になる鎌倉、地区選初登場の関野、地元の期待を背負う西橋にも注目が集まるが、やはり最注目は遠藤だろう。

遠藤は12月にクイーンズクライマックスで優勝し、1月のびわこオールレディースでも優勝して2節連続Vを飾るなど近況好調。この勢いで近畿地区選でも大暴れするのか。地区選は過去9回出場してまだ優出ゼロ。しかし一昨年は予選13位(準優4着)、昨年も予選13位(準優4着)に入って2年連続で準優出しており、今年は優出へ期待十分だろう。
進入コース別成績
進入コース進入率出走回数平均ST1着率2着率3着率
123.8%600.1368.3%10.0%8.3%
215.0%380.1431.5%23.6%15.7%
314.6%370.1424.3%21.6%27.0%
415.0%380.1418.4%28.9%15.7%
514.6%370.1513.5%10.8%21.6%
616.6%420.172.3%16.6%21.4%
近畿4446 和田兼輔
G1初Vへ期待高まる和田兼輔!
和田兼輔が近況好調ムードだ。12月の唐津戦で優出4着、12月の常滑戦で優勝、12月の尼崎年末レースで優出3着、1月の鳴門G3企業杯で優出2着と、年またぎで4節連続優出をマーク(1月22日時点)。今期勝率は7.17で、これまでの自己ベスト(23年前期適用の7.01)を上回るペースだ。

この勢いで近畿地区選に乗り込んでくるだけにどんな活躍を見せるのか楽しみなところ。和田は19年に住之江での地区選で優出6着、20年に尼崎での地区選で優出3着に入っており、記念通算2優出はいずれも近畿地区選だ。相性の良いこの大会で悲願のG1初タイトルを狙いたい。
進入コース別成績
進入コース進入率出走回数平均ST1着率2着率3着率
121.8%640.1567.1%15.6%9.3%
215.3%450.1417.7%44.4%13.3%
317.7%510.1415.6%35.2%17.6%
418.7%550.1516.3%20.0%30.9%
517.0%500.1612.0%22.0%28.0%
69.2%260.150.0%3.8%23.0%
近畿4977 馬野耀
馬野耀ら6人がG1初出場!
今年の近畿地区選はG1デビューを飾るレーサーが6人もいる。兵庫108期の篠田優也、滋賀112期の山田晃大、大阪113期の小池哲也、兵庫113期の柳内敬太、福井118期の佐藤悠、大阪120期の馬野耀だ。G1初1着の水神祭ラッシュになる可能性も十分だろう。

なかでも楽しみなのは馬野だ。前期に勝率6.27の活躍を見せてA1級初昇格。ボートレーサー養成所時代にはリーグ戦勝率7.27の好成績を残し、修了記念レースでも優勝した逸材が、いよいよ本格開花のときを迎えた。前期は3コースで1着率22%、前々期は4コースで1着率32%をマークしておりセンター戦に注目しておきたい。
進入コース別成績
進入コース進入率出走回数平均ST1着率2着率3着率
117.2%410.1568.2%14.6%9.7%
215.9%380.1510.5%21.0%18.4%
324.5%600.1416.6%30.0%20.0%
415.5%380.1418.4%18.4%28.9%
515.9%390.1410.2%15.3%28.2%
610.6%260.163.8%3.8%15.3%