ピックアップレーサー

中国地区選手権
2025.02.08
〜02.13

中国4205 山口剛
大会2連覇をめざす山口剛!
昨年の中国地区選は宮島で行われ、地元の山口剛が優勝。予選を2・1・2・2・1・1着でトップ通過し、準優・優勝戦はいずれも1コースからコンマ13の的確なスタートを決めて逃げ切り快勝。悲願の地元記念初Vを飾るとともに、09年以来となる2回目の地区選Vを果たした。
今年はタイトル防衛をめざして徳山に乗り込む。徳山では09年に地区選で優勝するなど記念4優出1Vの実績があるだけにチャンス十分だろう。これまで中国地区選の2連覇は92~93年の今村豊、03~04年の市川哲也、14~15年の白井英治が達成しており、山口が史上4人目の記録に挑む。
進入コース別成績
進入コース進入率出走回数平均ST1着率2着率3着率
120.9%470.1080.8%14.8%2.1%
222.3%500.1226.0%40.0%16.0%
318.3%400.1120.0%40.0%12.5%
417.8%400.1115.0%27.5%17.5%
514.7%320.136.2%21.8%18.7%
65.8%130.170.0%23.0%23.0%
中国5217 藤原碧生
24年最優秀新人の藤原碧生!
岡山129期の藤原碧生は24年の最優秀新人を受賞。勝率6.91、1着95本、優勝5回などルーキー世代では断トツの成績を残した。いま若手注目度ナンバーワンといって間違いないだろう。王国岡山の次代を担う逸材だ。もちろん25年のトップルーキーにも選出されている。
その力はすでに記念戦線でも証明しており、昨年12月の鳴門周年でG1初優出(5着)を飾る活躍。G1出場わずか2節目でV争いを沸かせる快走を演じてみせた。もはや中国地区選ではV候補の一角といっていい存在だろう。デビュー初1着を飾った思い出の水面でもある徳山で、記念初タイトルを取りにいく。
進入コース別成績
進入コース進入率出走回数平均ST1着率2着率3着率
124.8%680.1376.4%11.7%4.4%
216.0%430.1432.5%34.8%9.3%
315.3%420.1419.0%30.9%16.6%
416.0%440.1318.1%20.4%31.8%
512.4%340.1514.7%5.8%29.4%
615.3%420.149.5%30.9%19.0%
中国3942 寺田祥
地元の期待を背負う寺田祥!
地元となる山口支部からは寺田祥、原田篤志、大峯豊、柳生泰二らが参戦。白井英治がF休みで不在となるだけに、寺田にかかる期待が大きくなってきそうだ。
寺田は徳山記念11優出2Vの実績。05年に徳山での地区選で当地記念初Vを飾り、20年には徳山周年でも優勝している。ただ当地記念優出は20年徳山周年が最後となっており、5年ほど遠ざかっている状態。徳山SG・G1最近8節で予選落ち5回と不思議なほど苦戦している。寺田は1月の常滑BBCトーナメントで優出3着に入るなど近況好リズムなだけに、久々に徳山の記念レースで見せ場をつくりたいところだ。
進入コース別成績
進入コース進入率出走回数平均ST1着率2着率3着率
121.2%520.1673.0%9.6%7.6%
216.3%400.1617.5%30.0%10.0%
316.7%400.1417.5%30.0%17.5%
419.1%470.138.5%25.5%25.5%
515.5%380.1510.5%10.5%23.6%
611.0%270.150.0%7.4%22.2%
中国4762 藤原啓史朗
近況好調の藤原啓史朗がG1初Vへ!
藤原啓史朗は1月に大村戦と福岡戦で2節連続Vをマーク。大村では節間7走で6本の展示1番時計、福岡では節間10走で9本の展示1番時計と、いずれも快速パワーに仕上げて優勝を飾った。藤原は今期に入って8節走って5優出2Vと好調。勝率7.56はこれまでの自己ベスト(24年前期適用の7.33)を上回るペースだ。
藤原は23年にびわこG2秩父宮妃記念杯で8連勝パーフェクトVを飾って特別競走初タイトルを獲得。その後はG1以上を24節走って準優出10回(うち優出2回)とコンスタントな活躍を見せてきた。G1初Vはもう手の届くところにある。地区選でそれをつかみ取るのか。
進入コース別成績
進入コース進入率出走回数平均ST1着率2着率3着率
121.7%600.1283.3%10.0%0.0%
213.0%360.1222.2%30.5%25.0%
316.6%450.1220.0%24.4%24.4%
418.1%500.1114.0%26.0%12.0%
517.0%470.1212.7%14.8%23.4%
613.4%370.1010.8%13.5%10.8%
中国3024 西島義則
3000勝レーサーの西島義則!
西島義則は昨年8月の浜名湖戦で史上5人目となるデビュー通算3000勝を達成。昨年12月には住之江マスターズリーグで優勝してデビュー通算100Vも達成した。これらの功績により24年優秀選手表彰で特別賞を受賞。63歳となったいまなお第一線で活躍するレジェンドだ。
そんな西島だが中国地区選は意外にも通算5優出0V。SG優勝7回、G1優勝16回などこれまで数々の栄冠を手にしてきたが、中国チャンプの称号は持っていない。西島は1月の尼崎戦で1・1・1・1・1・3・5着と開幕5連勝で優出5着に入るなど近況好調なだけに、地区選初Vを期待したいところだ。
進入コース別成績
進入コース進入率出走回数平均ST1着率2着率3着率
134.3%1050.1551.4%18.1%11.4%
260.5%1860.1623.1%29.5%12.3%
33.5%110.1727.2%9.0%9.0%
40.6%20.180.0%50.0%50.0%
50.6%20.220.0%50.0%50.0%
60.3%10.110.0%0.0%0.0%
中国3435 寺田千恵
寺田千恵ら女子9人に注目!
中国地区選には女子レーサーから寺田千恵、海野ゆかり、向井美鈴、佐々木裕美、田口節子、喜井つかさ、實森美祐、野田彩加、清水愛海の9人が参戦する。近年の中国地区選では16年に佐々木裕美が優出4着、21年に寺田千恵が優出3着、23年に守屋美穂が優出5着に入るなど女子の活躍が珍しくない。今年もV争いをにぎわす女子レーサーが現れるのか。
なかでも注目したいのは寺田千恵だ。昨年12月に徳山男女ダブル戦で優勝したばかり。当地では07年レディースチャンピオン以来となる2回目の優勝だった。21年に徳山での地区選で優出3着に入った経験もあるだけに目が離せない。
進入コース別成績
進入コース進入率出走回数平均ST1着率2着率3着率
125.1%700.1570.0%12.8%8.5%
216.5%450.1513.3%35.5%24.4%
317.9%500.1624.0%24.0%22.0%
416.5%460.1517.3%36.9%15.2%
512.9%350.130.0%22.8%20.0%
610.7%300.193.3%13.3%20.0%