ピックアップレーサー

海響王決定戦
2025.12.07
〜12.12

関東4928 栗城匠
リズム上昇ムードの栗城匠!
栗城匠は今年6月の下関一般戦で優勝。予選を1・4・2・1・1・5着で通過すると、準優では2コース差しを決めて1号艇の寺田祥を破り、優勝戦では3コースまくり差しを決めて1号艇の吉川元浩を撃破。強豪を次々と破る快走を演じ、約3年1カ月ぶりとなる久々の優勝を飾った。これで勢いに乗った栗城は9月の常滑一般戦でも池田浩二や松田大志郎らとのV争いを制して優勝。持ち前のキレ味鋭い走りを取り戻してきた近況だ。
栗城は21年の平和島周年でG1初優出初Vを飾っているが、記念レース優出はまだその1回だけ。いまの勢いなら2回目の記念優出へチャンス十分だろう。
進入コース別成績
進入コース進入率出走回数平均ST1着率2着率3着率
120.7%510.1572.5%17.6%5.8%
214.2%350.1740.0%17.1%11.4%
318.7%460.1428.2%19.5%23.9%
416.2%400.1537.5%27.5%22.5%
514.6%360.1622.2%11.1%19.4%
615.4%380.187.8%10.5%31.5%
東海4344 新田雄史
新田雄史が止まらない!
新田雄史の勢いがまったく止まらない。11月に大村一般戦と丸亀一般戦で2節連続Vを飾り、これで今年10Vとして2ケタの大台に到達。中辻崇人と並び、全選手中トップの数字だ(11月28日時点)。新田にとってこれまでの自己ベストは年間5Vだったが、2倍へ更新する大躍進。また優出も今年17回を数え、これも従来の自己ベスト(15回)を上回っている。今年2月に40歳を迎えた新田が、キャリアハイのシーズンを送っている。
下関周年でも当然V候補の一角になってくるだろう。下関では通算11優出1Vをマークしており、SGで2回、G1で2回、G2で1回の優出歴を持つだけに目が離せない。
進入コース別成績
進入コース進入率出走回数平均ST1着率2着率3着率
123.1%580.1182.7%8.6%3.4%
216.3%410.1434.1%24.3%24.3%
317.9%450.1322.2%24.4%20.0%
415.9%400.1517.5%35.0%17.5%
516.7%420.1511.9%28.5%30.9%
69.9%250.1416.0%4.0%20.0%
近畿3415 松井繁
下関MB大賞覇者の松井繁!
下関では11月にG2モーターボート大賞が開催された。優勝したのは松井繁だ。初日ドリーム戦を1コース逃げで制して好スタートを切ると、2日目には6号艇で4コース差しを決めるなど序盤から好走を連発。予選を1・1・2・3・2・3着でトップ通過した。そして準優・優勝戦は1コースからきっちり逃げ切って頂点へ。55歳11カ月というG2最年長優勝記録を打ち立てた。
あれから約1カ月での下関再登場。G2の次はG1を取りにいく。松井は下関通算12優出5Vの実績を誇り、下関周年は03~04年に2連覇を達成している。21年ぶり3回目の優勝を狙う戦いに注目が集まりそうだ。
進入コース別成績
進入コース進入率出走回数平均ST1着率2着率3着率
121.0%540.1564.8%14.8%7.4%
220.7%530.1518.8%24.5%20.7%
320.7%530.159.4%20.7%33.9%
421.0%540.157.4%16.6%33.3%
512.8%330.150.0%12.1%9.0%
63.5%90.190.0%11.1%33.3%
四国4028 田村隆信
田村隆信が下関連続優出へ!
田村隆信が11月のG2下関モーターボート大賞で魅せた。予選を3・3・1・2・2・2着の2位で通過し、準優で1コース逃げを決めて優出切符を獲得。優勝戦こそ2号艇で6着に終わったものの、見せ場たっぷりの1節だった。今年ここまで記念レースは4節出場して準優出1回、優出0回と苦戦気味だっただけに、久々のG2活躍に歓喜したファンも多かっただろう。この勢いで下関周年でも大暴れしたいところ。昨年2月の丸亀四国地区選以来となる記念制覇へ期待が高まる。下関は通算3優出0VでまだV歴がなく、ここで優勝すれば全場制覇へ一歩前進だ。
進入コース別成績
進入コース進入率出走回数平均ST1着率2着率3着率
120.3%480.1279.1%10.4%6.2%
217.3%410.1424.3%19.5%14.6%
316.9%400.1430.0%30.0%7.5%
415.6%370.1510.8%16.2%24.3%
515.6%370.162.7%10.8%29.7%
613.9%330.163.0%6.0%21.2%
中国4482 守屋美穂
守屋美穂ら女子3人に注目!
下関周年には女子レーサーが3人登場する。守屋美穂、遠藤エミ、西橋奈未だ。なかでも守屋に注目したい。下関は通算6優出1Vと相性上々で、16年に男女ダブル戦で優勝歴。近況も昨年12月のオールレディースで優出4着、今年2月のヴィーナスシリーズで優出2着に入っており当地2節連続優出中だ。守屋は来年1月に下関で行われる中国地区選への出場も決まっており、2カ月連続の下関G1参戦で見せ場をつくるのか楽しみだ。
なお遠藤は9月に下関一般戦で優勝するなど当地5優出2Vをマークしており、西橋は昨年11月の下関G2レディースチャレンジカップで優出4着に入った実績。女子3人が旋風を巻き起こす可能性は十分だろう。
進入コース別成績
進入コース進入率出走回数平均ST1着率2着率3着率
127.6%760.1480.2%6.5%6.5%
214.9%410.1534.1%41.4%19.5%
313.4%370.1729.7%24.3%18.9%
417.0%470.1621.2%21.2%19.1%
514.5%400.1822.5%12.5%20.0%
612.3%340.1611.7%17.6%14.7%
九州4445 宮地元輝
宮地元輝が大会2連覇を狙う!
前回の下関周年は今年1月に行われ、宮地元輝が優勝。3・1・1・3・3・1・1・1着と節間5勝のオール3連対で頂点に立ち、「競帝王決定戦」から「海響王決定戦」に改称して迎えた最初の大会を制して初代"海響王"の座についた。宮地にとってはこれがG1通算3回目の優勝で、下関では優出5回目での当地初Vだった。
宮地の下関参戦はそのとき以来で約11カ月ぶり。大会2連覇と下関2節連続Vをめざしての登場だ。これまで下関周年の連覇は99~00年に山本浩次、03~04年に松井繁が達成している。史上3人目の記録を狙う戦いに注目したい。
進入コース別成績
進入コース進入率出走回数平均ST1着率2着率3着率
119.8%490.1281.6%12.2%2.0%
218.2%450.1111.1%33.3%20.0%
313.7%330.1227.2%24.2%18.1%
416.6%410.129.7%21.9%21.9%
515.7%390.135.1%15.3%28.2%
615.7%390.110.0%12.8%10.2%