ピックアップレーサー

THE GRAND PRIX SERIES
2025.12.16
〜12.21

関東4238 毒島誠
毒島誠がGPシリーズ初Vへ!
毒島誠は賞金ランキング32位(11月30日時点)。チャレンジカップで大逆転のグランプリ出場を狙ったが準優敗退に終わって夢潰え、ここでグランプリ2連覇への道は断たれてしまった。
毒島は8年連続(17~24年)でグランプリに出場中だったため、グランプリシリーズを初日から走るのは16年以来で9年ぶり2回目。ただ22年と23年はグランプリでトライアル1st敗退に終わって3日目からグランプリシリーズに参戦しており、22年の大村大会では予選トップ通過を果たして優勝戦1号艇(2着)に乗っている。今年はグランプリシリーズ初制覇を狙いたいところ。来期B2級が決まってしまったなかで存在感を見せるのか。
進入コース別成績
進入コース進入率出走回数平均ST1着率2着率3着率
128.7%460.1278.2%4.3%8.7%
218.7%300.1520.0%20.0%26.6%
316.8%270.1533.3%18.5%11.1%
413.1%210.1719.0%23.8%14.2%
513.7%210.1714.2%23.8%23.8%
68.7%140.170.0%0.0%28.5%
東海5068 前田滉
ヤング王者の前田滉がSG初陣!
前田滉は賞金ランキング44位でグランプリシリーズの出場権を獲得。18年11月のデビューから約7年1カ月、25歳でSG初出場を果たす。123期ではSG参戦一番乗りだ。
今年の前田は5~6月に三国戦と津戦で2節連続Vを飾り、9月には宮島でのヤングダービーでG1初優出初V。その後も11月の若松戦で優勝するなど充実の戦いぶりが続き、今年15優出4V(12月4日時点)という圧巻の成績を残してきた。9月に住之江で行われた高松宮記念では準優3着と優出まであと一歩に迫る活躍を見せており、住之江グランプリシリーズでSG初出場初優出も十分に狙えそうだ。
進入コース別成績
進入コース進入率出走回数平均ST1着率2着率3着率
121.5%620.1475.8%14.5%3.2%
217.7%510.1523.5%25.4%17.6%
315.2%440.1234.0%29.5%13.6%
419.4%560.1625.0%25.0%28.5%
514.2%410.1519.5%31.7%17.0%
611.8%340.160.0%11.7%26.4%
近畿4686 丸野一樹
丸野一樹が無念を晴らす!
丸野一樹はグランプリ次点に終わる無念の結果に。11月のチャレンジカップ開幕時点では賞金ランキング18位だったが、最終日に逆転を許して19位に転落した。丸野は昨年も賞金ランキング20位のあと一歩でグランプリ出場を逃しており、2年続けて悔しい思いを味わうことになってしまった。
この悔しさをグランプリシリーズにぶつけたいところだ。近況は11月に浜名湖周年と戸田周年で連続優出するなどリズム上々。住之江は記念レース優出5回と好相性なだけにチャンス十分だろう。ここでSG初制覇を果たして来年へ弾みをつけたい。
進入コース別成績
進入コース進入率出走回数平均ST1着率2着率3着率
121.2%520.1475.0%11.5%7.6%
215.9%390.1512.8%30.7%23.0%
317.9%440.1422.7%25.0%18.1%
416.7%410.1417.0%21.9%19.5%
512.6%310.179.6%19.3%19.3%
615.5%380.152.6%10.5%23.6%
四国4571 菅章哉
SG初準優出を狙う菅章哉!
夢破れたとはいえ見事な挑戦だった。今年の菅章哉は4月の津周年でG1初Vを飾り、10月の多摩川周年ではチルト3度での6コースまくりで優勝。記憶に残る活躍を演じた。グランプリ初出場へ期待が高まったが、11月のチャレンジカップでは伸び型のレーサーにとっては難しいといわれる福岡水面を攻略できず、予選29位で無念の敗退となって賞金ランキング21位(11月30日時点)で終戦。それでも菅の果敢な挑戦は多くのファンの心にしっかり刻まれたことだろう。
グランプリシリーズは初出場。菅はこれまでSGに8節出場していずれも予選落ちに終わっているだけに、グランプリシリーズでまずはSG初準優出を狙いたい。
進入コース別成績
進入コース進入率出走回数平均ST1着率2着率3着率
115.6%370.1764.8%5.4%8.1%
210.5%250.1428.0%16.0%4.0%
313.9%330.1633.3%21.2%18.1%
416.1%380.1450.0%7.8%5.2%
513.1%300.1726.6%23.3%16.6%
630.5%720.1622.2%5.5%6.9%
中国4166 吉田拡郎
吉田拡郎が準優の壁突破へ!
あと一歩だった。吉田拡郎は賞金ランキング20位(11月30日時点)。14年以来となる11年ぶりのグランプリ出場に期待が高まっていたが、惜しくも届かず残念な結果に終わった。
今年の吉田はSGを6節走って予選突破4回と安定した活躍を見せたが、オールスターは準優3着、グラチャンも準優3着、オーシャンカップは準優6着、チャレンジカップは準優4着と、準優の壁に跳ね返され続け、結果的にこれがグランプリ出場を逃す大きな要因のひとつとなった。グランプリシリーズではこの壁を打ち破りたいところ。18年若松オーシャンカップ以来となる久々のSG優出を狙う。
進入コース別成績
進入コース進入率出走回数平均ST1着率2着率3着率
123.1%610.1177.0%16.3%1.6%
214.4%380.1323.6%36.8%18.4%
315.9%420.149.5%35.7%19.0%
414.8%390.127.6%30.7%23.0%
516.7%440.1315.9%13.6%9.0%
614.8%390.142.5%5.1%33.3%
九州4504 前田将太
GPシリーズ連覇を狙う前田将太!
前田将太は昨年のグランプリシリーズで優勝。予選を3・2・1・4・2・2着でトップ通過し、準優で1コース逃げを決めてSG通算7回目の優出を果たすと、優勝戦も1コースからきっちり逃げ切って頂点へ。悲願のSG初Vを手にした。
そんな前田だが今年は苦しいシーズンになった。記念レース出場13節で1優出0Vと結果を残せず、賞金ランキングは51位(11月30日時点)と低迷。チャレンジカップ出場も果たせず、グランプリ初出場への道は早々と断たれた。来年の巻き返しへ弾みをつけるためにも、グランプリシリーズ2連覇を飾って復調のきっかけを作りたい。
進入コース別成績
進入コース進入率出走回数平均ST1着率2着率3着率
123.2%660.1477.2%13.6%3.0%
217.6%490.1616.3%26.5%20.4%
317.2%490.1614.2%24.4%22.4%
415.4%430.149.3%32.5%18.6%
515.4%430.1216.2%18.6%18.6%
610.9%310.143.2%16.1%29.0%