18年女子賞金NO.1の小野生奈が貫禄V

19年も早々に貫禄を示した。昨年、女子賞金ランクNO.1の小野生奈が、イン速攻を決め、今年初、昨年11月の福岡ヴィーナスシリーズ以来、通算15回目の優勝を飾った。
優勝戦は追い風4メートル、進入は枠なりの3対3で行われた。全体にほぼそろったスタートの中、①小野はコンマ08のトップタイミングを踏み込んだ。ダッシュ鋭い⑤宇野、それを抑えて先に攻めた③守屋のまくりを、①小野が受け止めて先行した。差した④向井が2Mの絶妙な小回りで①小野に迫ったが、わずかに及ばなかった。④向井は③守屋らの猛追を受け、2番手は大混戦に。それでも④向井がぎりぎり2着にしのぎ、③守屋は3着まで。
今シリーズの小野は、序盤の中外枠などで大崩れなくまとめ、中盤以降に白星を重ねて一気に流れを引き寄せた。結果的に予選トップ通過から的確に勝機をつかんだ。次走は2月9日から芦屋で開催されるG1九州地区選に出場する予定。