渡邉優美が俊敏逃げで久々V

鮮やかな航跡で久々Vを決めた。インからトップスタートを踏み込んだ渡邉優美が、機敏に逃げ、17年4月のからつヴィーナスシリーズ戦以来、約2年5カ月ぶり、通算4回目の優勝を飾った。
台風一過の返し風は追い風3メートルにとどまり、安定した水面で優勝戦が行われた。インからコンマ11の好スタートを決めた①渡邉がスピード満点のターンで先手を奪い、③藤原のまくり差しを封じて押し切った。③藤原は2Mで差し迫る②守屋をさばいて2着を確保。②守屋も迫る⑤水野を退け、3着に粘り込んだ。
渡邉は序盤から着外なしの安定感を保ち、予選をトップ通過。準優勝戦も優勝戦もきっちりと勝機をものにした。さらに今期は6期ぶりのA1級復帰へ、快調なペースも維持する。女子賞金ランクも25位へ浮上した。次走は9月11日からの蒲郡一般戦に出場する予定。