香川素子が会心VでQC圏内へ浮上

抜群のキレ味で準優のリベンジを果たした。香川素子が5コースまくり差しで突き抜け、7月の芦屋男女ダブル優勝戦に次ぐ今年2回目、通算18回目の優勝を飾った。
優勝戦はホーム向かい風が3メートル、進入は枠なりの3対3で行われた。①樋口のスタートはコンマ16。しかし、同06まで踏み込んだ地元の②平高がまくりを仕掛け、これに①樋口が抵抗。空いたスペースを⑤香川が鮮やかに抜け出した。差した④遠藤が、最内浮上の⑥長嶋を1周2Mで、続いて迫る③薮内を2周1Mでさばいて2着を確保。⑥長嶋が3着に粘り込んだ。
予選は1位遠藤、2位香川、3位樋口の順。しかし、上位2人が準優勝戦で2着に敗れ、優勝戦絶好枠は樋口へ。香川は5枠まで落としたが、準優でやられた決まり手を、優勝戦で自らが決め、見事に悔しさを晴らした。香川は女子賞金ランクもシリーズ前の13位から12位へ浮上した。次走は9月24日からの浜名湖オールレディース戦に出場する予定。