佐々木裕美が地元初、通算8回目V

インから堂々と押し切った。シリーズリーダーの佐々木裕美が、地元絶好枠の重圧をはねのけて逃げ切り、昨年2月の尼崎男女ダブル優勝戦以来、約1年9カ月ぶり、通算8回目の優勝を飾った。
優勝戦は晴れ、風も微風と絶好の水面で行われた。枠なりの3対3から①佐々木が、コンマ11のトップスタート。鋭く差し迫る②平山を封じ、さらに2Mも冷静に回り、勝負を決めた。②平山がそのまま2着に入り、3着は2M浮上の⑤鎌倉が、④山川の猛追を退けた。
佐々木は予選から内枠で手堅く、外枠では大胆に上位着を重ね、予選をトップ通過。勝負どころの終盤戦も、好枠での勝機を逃さなかった。徳山＆下関を合わせ、うれしい地元初Vにもなった。この優勝で女子賞金ランクは18位へ浮上した。なお、次走は11月19日から桐生で開催されるG2レディースチャレンジカップに出場する予定。