女子勝率NO.1の大山千広が連続V

女子勝率NO.1に輝いた実力を存分に発揮した。シリーズリーダーの大山千広が、インから完璧に逃げ、前節の常滑戦からの連続V、今年は5回目、通算9回目の優勝を飾った。
優勝戦は晴れ、風は微風程度で行われた。進入はピット離れで③日高が後手に回るも、枠なりで収まった。①大山がコンマ16のトップスタート。ダッシュ鋭く⑥深川が伸びてきたが、すでに有利な隊形を築いていた①大山が、慌てずに堂々と逃げて完勝した。②土屋が差し追走。3番手にいた⑥深川は2周1Mのツケマイが大きく流れ、その隙に③日高が逆転3着を奪った。
大山は11戦9勝、2着2回とシリーズを通して抜群の決め手を発揮した。この間、審査期間を終えた2020年前期勝率も7.55をマークし、初の女子トップに立った。女子賞金も2位の守屋美穂を引き離し、首位を独走する。なお、次走は11月9日からのG1福岡チャンピオンカップに出場する予定で、自身初の周年記念に挑む。