守屋美穂が冷静に逃げ、今年5回目V

慌てず、きっちりと押し切った。1号艇の守屋美穂が、やや劣勢な展開を冷静に対処して逃げ、7月のG2芦屋モーターボート大賞以来、今年5回目、通算12回目の優勝を飾った。
台風17号の影響で22日は中止順延。23日は向かい風1メートルと絶好の水面で優勝戦が行われた。進入は枠なり。②日高がコンマ29の6番手スタート。①守屋も同22と劣勢だったのに対し、センター勢は1艇身前後の好スタートを切った。①守屋には厳しい隊形だったが、鋭く伸び返してイン先マイ。③深川のまくり差しを封じて、逃げ切った。2番手はバックに5艇がひしめく大激戦。それでも⑥實森が絶妙なまくり差しから浮上し、2M全速で2着を奪った。道中、⑤平田に競り勝った③深川が3着に入った。
守屋は終わってみれば11戦9勝と1着量産。圧倒的な内容で優勝まで突っ走った。女子賞金ランクも2位をキープした。次走は10月1日からの芦屋ヴィーナスシリーズ戦に出場する予定。