遠藤エミがイン逃げV、女子賞金首位キープ

遠藤エミが巡ってきた1枠の利をきっちりものにした。インから強敵を封じて逃げ、1月の丸亀男女ダブル優勝戦以来、今年2回目、通算27回目の優勝を飾った。
優勝戦は横風が2メートル程度、進入は枠なりの3対3で行われた。⑤長嶋がコンマ11のトップスタートを決めたが、①遠藤エミも同14を踏み込んだ。③竹井が果敢に攻めたが、①遠藤がイン先マイからこらえた。③竹井がいったん2番手に付けたが、2M、そして2周1Mで⑤長嶋が強襲し、逆転2着に浮上した。③竹井は3着。②田口はスタートでやや後手に回り、差しも届かず6着。女子初の全24場制覇の偉業達成は持ち越しとなった。
遠藤は予選2位ながら、同1位だった魚谷香織が準優12Rで2着に敗れ、絶好枠が巡り、その勝機をつかんだ。今年の女子賞金ランクはトップをキープした。次走は7月10日からのSG常滑オーシャンカップに出場する予定。