水面相性◎、2節連続Vの機運高まる

芦屋オールレディースの2コースツケマイは鮮やかだった。強めの追い風＝差し有利のセオリーに反した決断で、勝負強さを発揮した。
15年11月に産休復帰。すぐに、そのブランクを感じさせない活躍はしたものの、フライング過多が響いたことも度々あった。攻めたゆえの結果ではあるが、周囲は歯がゆい思いも抱いたはずだ。もちろんスタート勝負をしなくても決め手は一級品。現在審査中の勝率は3期ぶりに7点台に乗せ、ここ一番のレース内容にも本来の強さが戻ってきた。
以前から得意水面には津、そして今回の平和島を挙げる。実際、通算V53回のうち、トップの7回は津。次ぐ5回は平和島と前節Vを飾った芦屋でのもの。つまり今回は好相性水面のあっせんリレー。自然と2節連続Vの期待が高まる。