松本晶恵が波乱展開を突き、2節連続V

波乱の流れを的確にとらえた。5号艇の松本晶恵が、4号艇の香川素子が攻めた展開を鋭くまくり差し、前節の常滑男女ダブル優勝戦に続く、2節連続優勝を飾った。
優勝戦は晴れ。風もなく、安定した水面で行われた。進入も枠なりの3対3だったが、スロー勢の踏み込みが甘く、スタート巧者の③山川はまさかのコンマ31と立ち遅れた。④香川が同14のトップスタートから一気に内をたたいたが、①海野と②土屋千明の艇間を⑤松本が巧みにまくり差し、バックで先頭まで届いた。2Mも冷静に首位を守った。④香川は⑥土屋南をさばき、2着をキープ。3着に⑥土屋南が粘り、ダッシュ連動の波乱決着となった。
今節は準優3個レースで1号艇が全敗。優勝戦もびわこらしい穴展開を、松本が見逃さなかった。松本は女子賞金ランクも4位に浮上。次走は5月10日から地元桐生の男女ダブル優勝戦に出場する予定。