若狭奈美子が地元でデビュー初優勝

多くの重圧に打ち勝った。地元の若狭奈美子が、インから堂々と逃げ切り、優出8回目で、待望のデビュー初優勝を飾った。
優勝戦は晴れ。緩い向かい風が吹く程度で、穏やかな水面で行われた。⑤今井らアウト勢が好スタートを踏み込んだが、①若狭も遜色のないコンマ14を決めた。節一級のパワーも武器に鋭く伸び返した①若狭が、余裕を持ったイン先マイから押し切った。まくり差した③樋口が2着で続き、地元勢のワンツー決着。ややもつれた2Mで最内を突いた⑥原田が3着に浮上した。
若狭は予選トップ通過、11戦して8勝を挙げる充実のレース内容で優勝を飾った。前節フライングを切った重圧もはね除け、昨年12月の平和島クイーンズクライマックスシリーズの優勝戦1号艇で2着に敗れたリベンジも果たした。次走は5月25日からの津の男女混合シリーズに出場する予定。