平高奈菜が会心の大逆転！ 今年2回目V

見事な逆転勝利を飾った。1周1Mでは犬童千秋のまくり快勝かと思われたが、平高奈菜がその後の絶妙ターンで大逆転した。4月の住之江オールレディース戦以来、今年2回目、通算15回目の優勝を飾った。
優勝戦の進入は枠なり、向かい風が7メートルも吹く中で行われた。スタートは⑤犬童らアウト勢が優勢。やや中へこみ展開でもあったが、①深川が何とかイン先マイ態勢に入った。しかし、ジワジワ伸びた⑤犬童が強ツケマイを放ち、これが決まった。①深川は引き波にはまり、②平高が差し追走。この時点で、先頭と2番手の差は逆転不可能と思われたが、②平高が2Mの俊敏差しで一気に半艇身差まで詰めた。さらに2周1Mを内有利に回り、⑤犬童を退けた。⑤犬童は惜敗2着、①深川は3着まで。
平高はこの優勝で11日現在、女子賞金ランクは12位まで浮上した。次走は7月17日からの宮島ヴィーナスシリーズ第6戦に出場する予定。