ニューヒロイン誕生！　大山千広が初出場V

新時代の幕開けらしい、23歳のヤングヒロインが誕生した。大会初出場、将来性豊かな大山千広が、インから一気に逃げ、プレミアムG1レディースチャンピオンを初制覇した。
優勝戦は晴れ、進入は枠なりの3対3で収まった。①大山はコンマ01のどっきりスタート。スタート直前に上体を起こして対応しながらも、1Mまでにライバル勢とは約1艇身以上の差を付け、イン先マイ。③今井のまくり差しを封じて逃げ、独走態勢を築いた。③今井、差した④大瀧の２着争いは二転三転。2周1Mまでは④大瀧が先行、2周2Mには③今井が逆転。しかし、最終マークで④大瀧が再び③今井を抜き、ゴール僅差の2着に食い込んだ。
大山は節一パワーを武器に序盤から5連勝。4日目こそ3着に敗れたものの、堂々の予選首位、準優1着、優勝と王道Vを成し遂げた。今年は6月のヴィーナスシリーズ戦に次ぐ3回目、通算7回目の優勝を飾った。19年女子賞金ランクは前日6位からトップに立った。次走は16日から若松お盆レースに出場予定、地元に凱旋（がいせん）する。