いざ反撃！中谷朋子が約1年ぶりV

約1年ぶりのVを決めた。シリーズリーダーの中谷朋子が、インから冷静に押し切り、18年8月の尼崎オールレディース戦以来、今年初、通算22回目の優勝を飾った。
優勝戦の少し前から雨が降りだしたが、風は横風1メートル程度。進入は枠なりの3対3で行われた。内中枠勢のスタートはほぼそろい、①中谷がサイドのかかったターンで、②平山の差しを封じて抜け出した。②平山は1Mに続き、2Mでも鋭く差し迫ったが、2着まで。3節連続Vには届かなかった。2番差しの④平田が3着に粘り込んだ。
中谷は要所で巧みなさばきを見せ、予選トップ通過からVチャンスを逃さなかった。前期F2の影響で今年は苦しい立場だったが、やっと反撃態勢に入った。女子賞金ランクも30位へ浮上。次走予定の9月11日からの丸亀オールレディース戦でも賞金順位アップをもくろむ。