ヴィーナスシリーズ第1戦2020.04.07〜04.12

レース回顧

平山智加が2節連続、今年3回目の優勝

慌てず、機敏にライバル勢を封じた。1号艇の平山智加が、コンマ03のスタートからミスなく逃げ、前節の常滑ヴィーナスシリーズに続く2節連続V。今年は3回目、通算28回目の優勝を飾った。
優勝戦は、緩い向かい風が吹く程度。枠なりの3対3からスロー勢が0台前半の際どいスタートを踏み込んだ。中でも②樋口、③深川がやや優勢な隊形に持ち込んだものの、①平山が慌てずに主導権を握り、サイドのかかりもスムーズに逃げ切った。差した②樋口が2着。⑤田口が3周2Mで③深川を抜き、逆転3着。女子初の24場制覇は持ち越しとなったが、道中で見せ場はつくった。
平山は現時点で女子トップとなる今年3回目の優勝を飾り、完全復活の流れに入った。女子賞金は5位のままだが、4位の岩崎芳美に肉薄してきた。なお、次走は4月18日からの大村戦に出場する予定。