ヴィーナスシリーズ第4戦2020.05.12〜05.17

レース回顧

鎌倉涼が復帰後初、夫婦同日Vも決めた

1号艇の鎌倉涼がインから気迫で逃げ、15年10月の桐生男女ダブル優勝戦以来、4年7カ月ぶり通算13回目、産休復帰後の初優勝を飾った。
最終日は晴れ。向かい風がやや強めの5メートル吹いた。枠なりの3対3から⑥岸以外は、ほぼそろったスタートを踏み込んだ。①鎌倉はコンマ13の2番手スタートからイン先マイ。しかし、経験豊富な②日高が的確な差しで迫った。②日高のへ先は若干かかったが、①鎌倉が力ずくで押さえ込み、振り切った。②日高は握って回る③五反田らを退け、2着をキープ。③五反田は2Mのターンが流れ、その隙をさばいた④向井が3着に浮上した。
鎌倉は予選を2位通過。同1位の細川裕子が準優12Rで3着に敗れて優出漏れ。巡ってきた1号艇の勝機を逃さなかった。18年12月の蒲郡で産休復帰して以降、待望の初優勝を挙げた。その後、桐生ナイターで夫の深谷知博が優勝を飾り、夫婦同日Vも成し遂げた。なお、次走は5月24日からの多摩川ヴィーナスシリーズ戦に出場する予定。