QUEENS CLIMAX2020.12.28〜12.31

レース回顧

悲願のG1制覇！平高奈菜が究極SでV

やっと女子の頂点に立った。1号艇の平高奈菜が、度胸満点のスタートを踏み込んで逃げ、G1優出5回目にして待望の女子プレミアムG1タイトルを手に入れた。今年は5回目、通算23回目の優勝を飾った。
宣言通りに⑥遠藤が前付け。スロー4コースにもぐり込み、①②③⑥／④⑤の4対2で並んだ。5人が0台、しかも①平高、⑥遠藤はフライングぎりぎりのコンマ01まで踏み込む、究極のスタートを決めた。同03の②守屋が2コースまくりに出たが、①平高がインから寄せ付けずに逃げ、独走した。まくり差した④小野が、2Mで⑥遠藤をさばき、2番手をキープ。⑥遠藤の猛追をこらえて2着を守った。⑥遠藤は惜しくも3着まで。
平高は今年6月に右腕を骨折。序盤の好調さから一転、下半期は思い描くレースができなかった。それでも着実にリズムを立て直し、今節は2、2、1着のオール2連対で優勝戦1号艇をゲット。トライアル3回戦12R、優勝戦ともコンマ01スタートを踏み込む勝負度胸で、待ちに待ったクイーンの座を射止めた。女子の獲得賞金額もトップとなった。なお、次走は1月3日からの徳山オールレディース戦に出場する予定。