オールレディース2020.09.14〜09.19

レース回顧

伸びを仕上げた守屋美穂が今年3回目V

大胆かつ冷静に勝利をたぐり寄せた。守屋美穂が、4コースから力強いまくり差しで抜け出し、7月のびわこオールレディース戦に次ぐ、今年3回目、通算15回目の優勝を飾った。
最終日は曇り。緩い横風で優勝戦が行われた。ピット離れは①遠藤、⑤犬童が劣勢。①遠藤はインを守ったものの、アウト両者のコースが入れ替わり、①②③／④⑥⑤の3対3で並んだ。①遠藤、⑤犬童が0台スタート。しかし、④守屋がカドからダッシュ鋭く舟を伸ばし、①遠藤に重圧をかけた。それでも1Mは①遠藤が先マイ。これを冷静に読み、さばく選択肢を選んだ④守屋が首位へ躍り出た。①遠藤のターンは流れ、②川野が差し追走。もつれた3着争いは、⑤犬童が後続の猛追をしのいだ。
守屋は優勝戦の展示タイムが6秒72のトップ。スタート後にグイグイと伸びたように、チルト0度や調整が見事にはまった。若松は昨年6月に続き、連続優勝となった。女子賞金ランクは2位のままながら首位の平山智加との差をまた縮めた。なお、次走は9月29日から地元のG1児島68周年記念に出場する予定。