オールレディース2020.06.11〜06.16

レース回顧

ピンチをしのぎ、大瀧明日香が今年2回目V

まくられた窮地をはね返した。1号艇の大瀧明日香が、インから立て直して逃げ、5月の平和島オールレディースに次ぐ今年2回目、通算10回目の優勝を飾った。
優勝戦は晴れ、緩い向かい風が吹く程度で行われた。枠なりの3対3から⑥赤井がコンマ06のトップスタート。デビュー初優勝へ、内側の5艇をすべてのみ込んだ。しかし、そのまくりがやや流れた隙に、①大瀧がクルリと小回り。バックでは驚異のパワーで盛り返し、先行する⑥赤井をとらえた。２M先マイ態勢に持ち込み、差し返しを封じた。⑥赤井は惜しくも2着。②水野が⑤川野をさばいて3着に粘った。
大瀧は11戦8勝、2着2回、3着1回と抜群の安定感を保って優勝。近況は5節連続優出中で、そのうち優勝2回とリズムに乗ってきた。優勝戦終了時点の女子賞金ランクも5位へ浮上した。なお、次走は7月1日からのびわこオールレディース戦に出場する予定。