ヴィーナスシリーズ第11戦2020.08.26〜08.31

レース回顧

大外からズバリ！中村桃佳が復帰後初V

開けた展開を切れ味鋭くとらえた。中村桃佳が、6コースからまくり差しで突き抜け、18年6月の桐生ヴィーナスシリーズ戦以来、約2年2カ月ぶり、通算7回目、産休復帰後の初優勝を飾った。
最終日は晴れ。3メートルの向かい風が吹く程度で優勝戦が行われた。枠なりの3対3から⑤倉持がコンマ04のトップスタートを決めた。デビュー初優勝へ向け、一気に内へ攻め込んだが、①守屋が負けじと抵抗。1Mで空いたスペースに、⑥中村が鋭いまくり差しを入れて抜け出した。巧みに差した地元の③海野が、2Mも冷静に運び、2着に浮上。3着は①守屋、②土屋で競り、しぶとく小回りで粘った②土屋が入った。2連単は2万円超え、3連単は16万円台の超ビッグ配当となった。
中村は今年4月の住之江戦で約1年4カ月ぶりに産休から復帰。今回は復帰から2回目の優出で、見事に優勝を挙げ、地力や勝負強さの片りんを見せた。
なお、次走は9月8日からの浜名湖ヴィーナスシリーズ戦に出場する予定。