さらなる逆襲へ！実力者が本領発揮

やっと反撃態勢に入った。女子屈指の実力者である遠藤エミが、8月の大村ヴィーナスシリーズで今年初優勝を飾り、女子賞金ランクをクイーンズクライマックス（QC）出場圏内の10位へ押し上げてきた。
今年序盤は転覆、フライングなどが響き、流れに乗れなかった。5月以降は記念ロードで結果が残せず、悔しい時期が続いた。それでも、最高峰のSGでもまれた経験をばねに、さらに地力は備わってきた。夏以降の近況は、持ち前の積極性、スピードターンで、流れも好転してきた。
三国は出走数こそ多くないものの、16年以降の直近5年勝率は7点超え。この間、4節走り、優出2回、優勝1回と高い実績を残す。強力なライバル勢は多くいても、近況のリズムと水面相性があれば期待値は大。まだまだ賞金アップが望める。