ヴィーナスシリーズ第15戦2020.10.24〜10.29

レース回顧

大波乱決着！ 守屋美穂が大外まくり差しV

隙のできた展開を、ズバッととらえた。守屋美穂が6コースから的確かつ鮮やかなまくり差しで突き抜け、9月の若松オールレディース戦に次ぐ、今年4回目、通算16回目の優勝を飾った。
最終日は晴れ。ただ、中盤以降はホーム向かい風が5メートルまで強まった。ピット離れで後手に回った②田口が回り込み、進入は①③②／④⑤⑥の3対3で並んだ。外枠両者が0台スタートを踏み込み、デビュー初優勝を狙う⑤松尾が積極的にまくりを仕掛けた。①遠藤がインからしのいで回るが、空いたスペースに、⑥守屋が豪快なまくり差しを入れ、そのまま一気に突き抜けた。インから残した①遠藤が2着。展開を作った⑤松尾が3着に残り、2連単は1万円台、3連単は9万円を超えるビッグ配当になった。
スロー枠に歴代のクイーンが並ぶ豪華メンバーの優勝戦。内枠勢に人気が集まったが、松尾夏海が、その壁を崩し、守屋美穂が絶好の勝機を見事につかんだ。女子賞金ランクは2位をキープした。なお、次走は11月2日からの徳山戦（男女混合）に出場する予定。