目標の地元大会、静岡勢で盛り上げる

ひとまず目標は、かなった。地元の三浦永理が長期ブランクを補い、クイーンズクライマックス（QC）シリーズの出場を決めた。
今年1月の浜名湖戦で約2年ぶりに実戦復帰。B2級からの再スタートとなったが、レース勘を戻しつつ、地道に賞金を積み上げた。「追加（あっせん）を行きまくったので」と謙遜したが、12年にQC（大村）を制した地力の高さを証明した。夏場以降は予選突破が大幅に増し、鋭い、本来のターンも随所に見せている。
同期の長嶋万記、先輩の池田浩美がQCに出場することを願ったが、長嶋は惜しくも次点。両者ともシリーズ回りになったが「応援したい」気持ちは同じ。もちろん自らも育った地元で力は入る。山下友貴、土屋実沙希を含めた静岡レディース総勢で、地元大会を盛り上げる。